2007年01月13日

昔話的、、?

たまには、、ってかたぶん初めてなんだろうけど、まじめに語ってみようかと思ったり。

長い上に辛気臭い話しだから隠してみる。
読みたい人は、ずずずいーーーっとしたへどうぞ〜

























さて、何処から話せばいいものか。。
ある人物の生い立ち話してみようと思う。

その子は、都会育ちの父親と田舎育ちの母親の間に産まれた。
年子の妹もいて、4人暮らしだった。
学校もいかせてもらった。ご飯も食べさせてくれた。服だって買ってもらえたし、おこずかいももらえた。
でも、その子の居場所は家族のそばになかった。
母親は妹が大好きで、いつも妹と一緒にいた。
その子がかまってほしくて近づくと、適当にあしらわれ、そして用事があるからとその子を置いて場所を移った。
父親は母親と波長が合わないらしく、ほとんど家にはいなかった。
帰ってくるのは皆が寝静まった深夜。早朝には会社へ出かけ、顔を見ることなんてほとんどない。
休みの日でも家にはいないし、居たとしても自室に篭り、出てくることはほとんどなかった。
4人家族だったけど、一緒に食事をした記憶はあまりないほどだった。
そしてその子も部屋にこもるようになった。


父方の実家はそこそこ近い距離にあった。
子供連れにしてみれば結構な距離かもしれないが。。
今思えば父親はマザコンだったのかもしれない。
子供たちが会いたがっているからと、たまに顔を合わせると連れて行かれた。
そこには年上の従兄弟が2人いた。時期によってはさらに2人の従兄妹が来ていることもあった。
父方の祖母はその従兄弟たちとその子の父親が大好きだった。
が、その子の母親とその家族を嫌っていた。
「田舎モノだから」
ただそれだけの理由だった。
その子達も例外ではなかった。田舎モノの子。
挨拶以外の会話をすることはなかった。
その子達の居場所は、狭くて暗い縁側だった。


毎年夏には母方の実家へ連れて行ってもらった。
その子は待望の初孫で、初帰省の時にはたいそう可愛がってもらったらしい。
しかし、父親はそれが気にいらなかった。
囲んで遊んでいる輪の中からその子を奪い取り、一切触れさせようとしなかった。
それ以来、その子は「父親方の子だからかまうな」という暗黙の了解のなかに入れられた。
その後、田舎には男の子が産まれ、女の子も産まれ、帰省のたびに遊んだ。
でもその子はいつも輪の外で、なんとなく居ただけだった。
その子が入れば空気が変った。
子供にもわかるほどあからさまな変化だった。
だから、入りたくても入れなかった。
一緒に居るけど一人きり。。そんな場所になった。


そうして成長していった。
その過程で、とりあえず笑っていればいいことを学んだ。
愛想よく、いい印象を与えていればそれでいいと、そう思うようになった。
そしてそれは、境界線へと変っていった。

その子は、ひとりでいる事を選ぶようになった。
話しかけられれば答えるし、誘いがあればそれにのる。
でも、それ以上踏み込むことはなかった。
自分から近寄ることはしなかった。
誰よりも人との関わりを望んでいるくせに。
繋がりを欲しているくせに。


何を考えているのかわからない、恐い、冷めている、そういわれることが多くなった。
言われるということは、思われているのはもっと多いのだろう。
わからないと言われても困るのだ。何も考えていないから。
恐いといわれても困るのだ。その子が人との接触を恐れているのだから。
冷めているのは、イコール、諦めているから。

諦めている。
諦めきれないものも多々ある。
考える。わからない。聞く人など居ない。放棄する。諦める。
くりかえし、くりかえすうちに、考えること自体しなくなった。


好きな人も出来た。付き合いもした。好きになってくれる人まで居た。
でも、どう接していいのか、その子はわからない。
気持ちをどう表現していいのか、わからない。
だから不安にさせる。それも知っている。
そして自分も不安になる。
くりかえし、くりかえすうちに、諦められて別れていた。


今、その子は母親と2人で住んでいる。
その母親から言われた言葉。
「おまえは働いていればいい。稼いでくればいい。家の事してれば、それだけでいい」

その子はどんな人間になっているんだろう
posted by かなめ at 20:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | にっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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